内的葛藤の解放 『日本人が知って変えていくべき重大な未来』 ゲリー・ボーネル著

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転載元:zeraniumのブログさんより

今の滅びゆく古い社会へ適応するのはもうやめよう 

   私は科学的なデータではなく、アカシックレコードの視点からお伝えしていますが、それによると、これからの50年で人類の生活は非常に大きく変化するだろうと記されています。2018年には富士山の形が変わってしまいます。私は以前には東海大地震の影響で富士山の形が変わるだろうと思っていましたが、理由はわかりませんが、東海大地震は富士山には影響しないようです。米国ワシントン州のセント・ヘレンズ山が爆発した時と同じような感じで、2018年に起きる富士山の変化が起き、大気に悪影響を及ぼします。

   これからの4年間で、日本にはたくさんのことが起きてきます。
   でも日本人がしっかりとそうしたことを乗り越えて行くことを世界の人々は知っています。日本だけではなく、他の国々も日本同様に激しい悲劇的な出来事に見舞われるのですが、彼らは日本人ほどには上手く乗り切れないだろうと思います。

   南北アメリカ大陸では、2つの火山爆発が起きるでしょう。
   ベネズエラ・ブラジルのカルデラ(火山)はあまり知られていないだけに、科学者だけでなく住民に大きなショックを与えるでしょう。南アメリカの西海岸のチリやペルー、内陸のボリビア、コロンビアでは文字通り南アメリカの地形を変えてしまうほどの地震が起き、ボリビアの高原の上のほうは3メートルくらい沈下するでしょう。そこが沈下するということは、海岸に向かって地面が拡大します。南米のサン・サルバドールの街や、ペルーの海岸沿いのリマの街は甚大な被害を受けるでしょう。

   私は以前から、「エジプトに行きたければ2年以内に行きなさい」と言っていましたが、現在エジプトはかなり危険な場所になっています。もし皆さんがハワイに行きたければ今行ってください。もしトルコのギョベクリ・テペに行きたいのであれば今行って下さい。

   ヨーロッパと中東は、3つの大地震に見舞われます。
   場所はトルコとスペインとイタリアですが、地震はこの順番に起きるでしょう。3つともその規模はM 8・5くらいです。イギリスは相対的に安全ですが、ドーバー海峡の南にあるホワイトクリフは消えてしまうでしょう。アムステルダムに行きたい人はぜひ今計画を立ててください。旅行中にそうした出来事に見舞われると、さまざまなインフラ(設備)がダメージを受けるので、身動きが取れなくなってしまうからです。

地球は1万3000年ごとに変化を繰り返している   

   地球における世界の変化は人間のせいなのではなく、地球創世以来、地球がずっと体験してきたプロセスです。私たちは2万6000年ごとに銀河の半分を周回しています。ですから反対側のもう半分の2万6000年の周回に入ると、地球は非常に活発な時期に入ります。少し前に惑星直列がありましたが、それがもう半分の地球活動期の2万6000年に入る「しるし」でした。現在は1つの周期である1万3000年を終え、次の1万3000年の周期への移行期にあります。(P.40の図参照)

   人類の集合意識は、約1万3000年ごとに「分離」と「一致」という異なる意識の状態を周期的に体験しています。分離の時代においては、たとえば「善と悪」、「光と闇」、「優劣」といった二元的なものの見方が人々の考え方の基盤となります。つまり人々はそうした相反する、対極をなす2つの側面を体験することを通して、自分自身の本質へと至る道を探そうとするのです。

   一方、「一致、ユニティ」の時代とは、「統合、合一」の時代とも呼ばれ、人間は「個」としての存在でありながら、同時にすべての調和と深い結びつきを持つ共同体に存在します。そこでの1人1人は目覚めた意識状態にあり、本来の人間の本質である魂の特質や能力が発揮されます。そして今、人類は、これまでの「分離」の時代から「ユニティ、合一」の時代にすでに入ったのです。1万3000年前、現在とは反対に「一致、ユニティ」から「分離」の時代へと移行した時、世界中でものすごい洪水が起こり、すべての文明がその洪水を体験しました。そして1万3000年前に栄えていた文明は水の底に沈んだのです。どこの文明圏にも洪水の伝説や物語がありますが、それは偶然ではないのです。

   最近、キューバ沖の約60メートル海底で、ある街が発見されました。
   海の底にはまだ建物がそのまま立っていますが、1万3000年前の地球には私たちの知らないそうした文明がたくさん存在したのです。これから世界中でこうした発見があるでしょう。中国と日本の間の地域は、海に覆われて日本海と呼ばれるようになる前はパラダイス・バレー(谷)と呼ばれていました。それは現在、地中海の海底になっている場所もそうですが、氷河期というか気温が低かった時は、火山活動の地熱で暖かかった谷は天国のような場所だったのです。しかし地球が突然のシフトを迎えて自動的に暖かくなり、そうした谷が洪水で沈んだのです。

   1万3000年前には、彗星が地球に非常に近く接近するという現象もありました。
   彗星の接近によって地球と月の関係が変わり、地球ではある場所の大気が急に薄くなりました。口にまだ食べ物が入っているマンモスの化石が見つかっていますが、それはマンモスが急速に凍りついたことを意味しています。

   地震について話し、それの起きる時間まで特定して情報を出すのはなかなか難しいのです。阪神・淡路大震災の1年前、どこに地震が起こるかは言いましたが、いつ起きるかということまでは話さなかったのです。私は多分、朝だろうと思っていましたが、実際には兵庫県南部地震が起きたのはラッシュアワー時ではなく、もっと早かったのです。ですから何月何日という情報を出すのは本当に難しいのです。でも、私は間違うことをまったく気にしていません。 

   私は今まで10回くらい、地震の予知をしています。
   そのうち日付まで合っていたのは、10回のうち2回だけです。どこの辺りで起きるかは正確に予知していますが、日付はなかなかわからないのです。私は3・11の地震の1週間前に日本に来ており、ワークショップで大きな地震が近々起きると話していましたが、3月9日にもかなり大きな地震があり、それが東北地方太平洋沖地震で、私が感知したのはその地震だと思っていました。そして3月10日に日本を離れたのです。そういう話をしたうえで、今思っていることを言えば、2015年4月12日に東海大地震が起きます。そして早まる可能性もあり、あるいは前兆があるかもしれません。

人類の集合意識は「葛藤を通して浄化される」ことを選んだ

   私がこのことを話すのは、皆さんがこれを変えることができることを知っているからです。私はこの予知が当らなくても全然平気です。しかし、もし小さな地震がたくさん起きることによって、大きな地震が避けられるのならどんなにいいでしょうか。私は本当に日本が、東京が大好きなのです。

   しかし、現在「一致・ユニティ・合一」の周期の時代にすでに入ったのですが、人々の意識状態は「葛藤」を手放すことができていません。葛藤とは、これまでの周期の「分離」の時代がもたらした二元的で相対的な視点であり、自分とは異なった信念や価値感の結果生まれる感情的な対立のことです。そうした相対的な感情や思考が、気持ちと行動に不一致をもたらし、人生のさまざまな側面や局面において不健全さをもたらしています。それが、個人や集団において他者を攻撃したり排斥したりして、分裂や孤立を生み出すのです。

   恐れや怒り、悲しみや自己憐憫、罪悪感、恥、競争、自他への批判や、他者からの承認を求める気持ちなどの奥には、必ず何らかの葛藤が存在しています。国と国との対立や戦争もそうで、それらは集団の集合意識の中の葛藤が表面化したものなのです。一般的に何かに対して、「自分は正しくなければいけない」という必要性を持っている時、そのことに対してあなたは葛藤を持っていると言えます。葛藤というのは、自分の外側の「比較するある現実」を通して、自分自身の正しさを他へ証明しようとすることです。自分と他人を比較したり、自分を取り巻く何かと比較したりして、過去の情報をもとに未来を予測しようとすることです。

   葛藤を手放すには、たった1つの方法しかありません。
   それはただ、やめることです。そのために、それを助けてくれるさまざまな方法があります。呼吸法や瞑想があります。ヨガは肉体と精神にとってとてもいい方法です。肉体を本当に敬意をもって取り扱うならば、体の組織の中にこれまで溜め込んできた葛藤のエネルギーを解放することができます。そういう形で葛藤を手放すことができますが、結局は、あなたが自分の考え方、感じ方のパターンに執着しないということに尽きるのです。

今の人類は西暦6732年、地球での転生を終える

   私自身は、人類の集合意識は一斉にシフトする可能性が残されていたので、1人でも多くの人が目覚めることによって、集合意識全体がシフトする方向に向かうと思っていました。ですから2011年までの人類の集合意識が、「苦難の道を選ぶ」という選択をしたことにまだ気づいていなかったのです。しかし「集合意識全体のシフト」から「個人のシフト」へと変化したことを知った後でも、一体何が起きるのかを正確に見極めることは困難でした。

   人類の過去のサイクルを見ると、「分離」から「一致」へ、「一致」から「分離」ヘというシフトでは人類の集合意識「全体」が1つのサイクルから次のサイクルへと移行しました。そのために人類は急速に移行できたのです。しかし残念なことに、こうした全体的なシフトによって人々の意識に起きる変化というのは、この変化を個人的なものとして自らの内に保持できないということなのです。(たとえばグループにいる時は強くても、1人になると弱い) つまり、永続的な変化とは、個人的にそれに取り組み、その変化を自分に許した人にだけ訪れるものなのです。これが、人類の集合意識が個人的な変化を選択した理由なのです。

   今回のシフトにおいて、個人が「一致・ユニティ」へのシフトを果たした場合、その変化は完全にサイクルの影響を超えたものになるので、永続的な変化として個人のものになります。今、地球を訪れている魂のグループによって形成されている人類は、西暦6732年で地球での転生を終えます。ですから私たちの魂のグループにとって、地球で体験する今回のシフトが最後のシフトとなります。だからこそ、こうした個人の選択が必要だったのです。

   現在、地球に存在する魂のグループが地球を去った後、新しい魂のグループが地球にやってきます。そして彼らがまた再び、(地球次元を去らなかった)地球生まれの魂たちの学びと統合を支援することになります。今の魂のグループは、西暦6732年以降は彼らの統合を支援することはできません。

葛藤を手放せば手放すほど、人生は努力なしに楽に展開していく

   これからの約20年はそれほど楽な期間にはならないでしょう。
   2010年くらいから、どうも人類の集合意識は苦難の道を選びそうだということはわかっていましたが、当時はまだ完全には決まっていませんでした。しかし確実に決定したあとは、世界経済は悪化して不景気がやってきており、これからの20年間、人類はどうやって「一致・合一・ユニティ」を目指して、1つの考え方になっていけばいいのかということを一生懸命探す期間になります。このようにして、これまでの古いシステムが次第に切り替わっていくのです。

   変化とは、実は破壊的なものです。
   でももし皆さんが、こうした変化の中においても自分の中心に留まることができるならば、あなたが人生において必要なものや欲しいものは手に入ります。あなたが自分に固執することなく葛藤を手放すことができればできるほど、あなたの人生は努力なしに、楽に展開していくでしょう。それはたとえ「この大変な時期を過ごすことになったとしても」、なのです。あなたがこの次元を去る人々の中に入るかどうか、それはあなたの決断です。そしてこの苦難の道の時代を生きたくないと思っている人々もいます。「もういい。やりたくない」という感じでしょうか。

   これから先の約20年間で、人口は大体60億人ほど減少するでしょう。
   今が70億人なので、たくさんの人がいなくなります。人類の遺伝子をたどっていくと、絶滅するまで数が減ったという事実が過去には実際にあるのです。それも過去に何回か起きており、それと同じことが再び起きます。だとしても、ともかく一番大事なことは、あなたが意識的に自分の人生を生きるということなのです。

   私たちが人生に起きる厳しい試練を生きることにだけ関心を向けなくなった時に、あなたの直感は磨かれ、その直感があなたを導いてくれるでしょう。そのためには、たとえば社会に受け入れられようとか、目的を持つとか、高い教育を受けて人よりも優れていたいとか、キャリアを積むとか、結婚して人並みに家族を持つなど、そういった社会で生き抜くために、「必要とされていること」ばかりに意識が向いている状態から抜け出す必要があります。

   私たちはいつ、どこにいるべきかを知ることができます。
   なぜなら私たちの魂は、自分のハートの望みを現実化するために必要な、完全な環境や条件の場所へと導くことができます。もしあなたの望みが真に「人に奉仕すること」や、「人の資源になり役に立つこと」なのであれば、必要なものはすべてあなたに与えられるでしょう。

   自分の内的葛藤を本当に解放することができれば、自分の家族や友人、同僚など自分の周囲の人々だけでなく、すべての人々にとってよりよい結果をもたらすような思考や意図に意識を向けて、焦点を絞ることができるようになります。あなたのハートの意思と意図が完全に純粋無垢であれば、1人の人間が日本全体に起き得る結果をさえも変えることができるのです。つまり、葛藤と貪欲さを手放し、それから自分を解放した人々が新たな地球を継承していきます。

   私はぜひ皆さんに言いたいのです。
   皆さん、変化を起こしてください。というよりも、変化を起こさねばなりません。そうでなければ、世界があなたを変えざるを得なくなるからです。そして人生が何らかの形で重荷になっていきます。すでに人生はあなたにとって重荷になっているかもしれませんが、シフトポイントをどんどん超えるに従って、益々より一層そうなっていきます。なぜなら、私たちが内に抱えて手放さない葛藤が、否応なく表面に出て現実化せざるを得なくなるからです。体に溜め込んだネガティブエネルギーは、それを内に留めておくことができないのです。だからあなたは今、行動に移さなければならない。今は本当に、行動に移す時なのです。

 book 『日本人が知って変えていくべき重大な未来』 ゲリー・ボーネル著 ヒカルランド

抜粋

   

[2014~2018]アカシックリーディング 日本人が知って変えていくべき重大な未来
ヒカルランド
ゲリー・ボーネル


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