2014/02/17|Voice of Russia

Photo: EPA
米国のケリー国務長官は、国際社会に対し、気候変動対策を講じるよう呼びかけた。
ケリー国務長官は、「我々は一緒にこの脅威を受け止めなければならない。ある意味、気候変動は最も恐ろしい大量破壊兵器だとみなすことができる」と述べた。インターファクス通信が伝えた。
国際的な研究者グループは最近、太平洋東部の海水温上昇、降水量の増加などにより、すでに今世紀、大規模な自然災害が発生する危険性が2倍に高まると予測した。
また温室効果ガスの排出により、環境も悪化するとみられている。最近では、大気中の二酸化炭素の濃度が、過去8万年で最高水準に上昇したという。
ロシアの各マスコミ
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気候変動は「大量破壊兵器」、米国務長官が各国に対策呼びかけ
2014年 02月 17日|Reuters
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA1G04020140217
[ジャカルタ 16日 ロイター] -ケリー米国務長官は16日、訪問先のインドネシアで、気候変動が「大量破壊兵器」だと述べ、生活様式を破壊する懸念があると警告。各国が対策に取り組む必要があると強調した。
ケリー長官はジャカルタの商業施設内にある文化センターで学生を前に講演し、「インドネシアが世界で最も気候変動の影響を受けている国の一つであることは明らかだ」と指摘。「生活様式が危険にさらされていると言っても過言ではない」と述べた。
その上で大量破壊兵器について言及し、米国が自国の核兵器の管理に万全を期すとしても、核兵器が武装勢力に渡ることを他国が防げなければ安全ではない、と述べた。「気候変動も同様だ」とし、「最も恐ろしい大量破壊兵器の可能性もある」と語った。
また、地球温暖化の原因は人類の活動によるものではないとの主張については、「いいかげんな科学者」や過激な考えを持った人物によるものだとして批判した。(以下省略)
(引用終了)