福島第1原発タンクからまた汚染水漏えい 一部は地中に染み込む
フジテレビ系(FNN) 2月20日(木)6時26分配信
福島第1原発のタンクから、また汚染水が漏えいした。
東京電力によると、19日午後11時半ごろ、タンクの上部から汚染水が漏えいしているのが見つかり、一部は、雨水対策で設置した雨どいを通じ、地中に染み込んだという。
タンクは、汚染水で満水だったということで、東電は、タンクに汚染水を入れすぎた可能性もあるとみて、原因の特定と漏えい量の調査を進めている。
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福島第1原発のタンクから汚染水漏れ、東電は「海への流出ない」
2014年 02月 20日 11:24 JST ロイター
[東京 20日 ロイター] -東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)は20日、福島第1原発の汚染水貯蔵タンクから約100トンの汚染水がタンクの堰(せき)の外側に漏れたと発表した。東電は、「近くに排水路がないことから海への流出はないと考えている」と説明している。
同社の発表によると、堰の外側に漏れた汚染水から1リットル当たり2.3億ベクレルのベータ線を出す放射性物質(全ベータ)を検出。東電の担当者は「かなりの高濃度」と説明している。東電は、漏えいした汚染水は現在回収中で、漏えい箇所の土壌回収作業を始めたという。
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福島第1原発タンクから高濃度汚染水漏れ 人為的ミスの可能性
FNN|2014/02/20

福島第1原発のタンクから、新たに高濃度の汚染水漏れが見つかり、東京電力は、タンクにつながる配管の弁が開いていたことから、人為的なミスの可能性があることを明らかにした。
東京電力によると、19日午後11時半ごろ、タンクの上部から汚染水が漏えいしているのが見つかり、一部は、雨水を排水するための雨どいを通じて、せきの外に流出したという。
外部に漏えいした汚染水は、およそ100トンで、放射性ストロンチウムなどを、1リットルあたり2億3,000万ベクレル(Bq)含む、非常に高い濃度の汚染水だった。
東京電力によると、タンクに汚染水を入れるための配管には、3つの弁がついていて、本来は閉まっているはずだが、このうち、2つの弁が開いていたことがわかった。
東京電力は、人為的なミスの可能性もあるとみて調べている。
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東京電力 汚染水タンク750個を交換へ
2014/02/19 Voice of Russia

Photo: EPA
東京電力は福島第一原子力発電所からの汚染水を保存するタンクの大部分を交換することを明らかにした。NHKが報じた。
東京電力によれば、対象となるのは750個で、新しいタンクはより頑丈で漏れにくいという。
東京電力は来月にもタンクの交換および汚染水の入れ替えを始めるということで、およそ1年かかると見られている。
リアノーボスチ
(転載終了)