中国オフショア金融の秘密① 【機密文書が中国エリート層の海外資産を暴露】

転載元:YAHOOニュース|2014/1/23 ふるまいよしこ氏の投稿より抜粋

【万華鏡日誌】中国オフショア金融の秘密(140123)
 国籍及び所属メディアを越えたジャーナリストたちが報道協力する国際調査報道ジャーナリスト連合(International Consortium of Investigative Journalists, 国際調査記者同盟 略称ICIJ)が中国富裕層のオフショア蓄財の裏話を暴露する記事をウェブサイトに掲載、海外の関連協力メディアでも報道が始まった。中国ではソーシャルネットワークを中心に記事の英語版/中国語版リンクがシェアされ、大きく注目されている。その後、当局がメディアに対して関連記事の掲載禁止を通達。今のところ、中国国内での反響はまだわからないが、アクセスブロックされたサイト上で交わされている中国人関係者のやりとりからその衝撃は大きかったことが伺える。
本日はそのICIJ記事から中国語で公開された部分の抜粋を掲載。
英語版フルストーリーのリンクはこちら
http://www.icij.org/offshore/leaked-records-reveal-offshore-holdings-chinas-elite


【機密文書が中国エリート層の海外資産を暴露】
国際調査報道ジャーナリスト連合

http://www.icij.org/project/zhong-guo-chi-jin-rong-jie-mi/ji-mi-wen-jian-pi-lu-zhong-guo-jing-ying-de-hai-wai-zi-chan
画像

アメリカにある独立ニュース組織が手にした機密ファイルとデータベースから、中国の高層リーダーの近親者がカリブ海タックスヘブンにこっそりと持っているオフショア会社が、中国共産党エリートたちによる海外での巨額の秘密蓄財を手助けしていることが明らかになった。これらの文書には習近平国家主席の義兄が海外でパートナーと設立した不動産会社の登記資料、及び温家宝・前国務院総理の息子や娘婿が登記したBVI(英領バージン諸島)の会社が含まれている。国際調査報道ジャーナリスト同盟(ICIJ)が手に入れた秘密文書によると、2万2千人近い中国国内及び香港の投資家がオフショア金融センターに会社登記を行なっており、そのうち少くとも15人の富豪、全国人民代表大会代表、汚職疑惑にある国有企業トップ管理者として有名な人たちが含まれている。

文書ではさらに、プライスウォーターハウスクーパース(PWC)、UBS銀行(Union Bank of Switzerland)グループなどの国際的な会計事務所と欧米銀行が重要な仲介者の役割を果たしており、中国の投資家による英領バージン諸島、サモア諸島などのオフショア金融センターで資産信託や会社設立を助けていると示されている。たとえば、スイスの大金融会社、クレジットスイスグループは温家宝がまだ国務院総理を務めていた時に、その息子のBVI会社設立に協力している。関連資料とデータベースは専門的に投資家のためにオフショア会社、資産信託、及び銀行口座の開設を行う商業機関である、シンガポールに本部を持つポートカリス・トラストネット(Portcullis TrustNet)と英領バージン諸島に本社を持つコモンウエルス・トラスト・リミテッド(Commonwealth Trust Limited)の2社からのもの。

資料によると、世界第2の経済体である中国大陸において遠く離れたオフショア金融島への依頼が高まっている。こっそりと、無税で国際貿易に便利という特徴のお陰で、タックスヘブンが中国投資家の人気を集めている。中国経済は社会主義と資本主義との混合体に転換した後、海外のタックスヘブンの主なクライアントになっている。ICIJのデータベースによると、中国からの投資家は石油、グリーン・エネルギー、鉱物、武器貿易などの業界関係者だとされる。中国の法律では政府官吏に個人資産の公開についての規定はない。そのため、権力とお金を持つ層は平行経済(parallel economy)を利用して税金を逃れ、取引を人目から遠ざけている。試算によると、中国から海外に流出した資金は2000年以降、少なくても1兆元(現レートで約100兆円)、もしかすれば4兆米ドル(同約400腸炎)と言われる。その具体的なルートを追跡するのは困難だ。

ICIJの調査チームの協力パートナーは香港紙『明報』、台湾誌『天下雑誌』、ドイツ紙『南ドイツ新聞』、及び中国大陸のあるニュース機関だ。昨年11月、中国大陸のメディアは政府からデータベースに関連する報道を発表してはならないという警告を受け、チームを脱退した。ICIJのチームは数カ月間を使って秘密文書とオフショア金融センターの投資家リストをチェック。中国人投資家がオフショア会社を登記する際に一般にローマ字表記で姓名を登記するため、身分の確認に時間がかかった。ファイルに記された登記者が提供するパスポートと住所によってその身分を確認する必要があったが、登記者はパスポートや住所を残しておらず、データベース内で「太子党」及び官吏ではないかと疑われる人物たちはその身分が確認できていないため、この記事には含まれていない。

(転載終了)



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