国連、シリア和平会議(1/22)へのイラン招待を撤回(1/21報道)

国連、シリア和平会議へのイラン招待を撤回

【1月21日 AFP】(一部更新)国連(UN)は20日、イランがシリアでの内戦終結に向けた移行政府樹立を受け入れない意向を表明したことを理由に、スイスで22日に開かれるシリア和平会議「ジュネーブ2(Geneva 2)」への招待を取り消すと発表した。
 国連のマーティン・ネシルキー(Martin Nesirky)報道官によると、関係各国が達した「ジュネーブ合意」を拒否する声明をイランが発表したことについて、潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は「深く失望している」という。シリア政権の主要な支援国であるイランの会議への招待に反発し、参加撤回を示唆していたシリア反体制派の統一組織「シリア国民連合(Syrian National Coalition、SNC)」は、国連の発表を歓迎し、参加の意向を表明する声明を発表した。(c)AFP
全文⇒http://www.afpbb.com/articles/-/3006907


【シリア和平会議】
アサド政権支援のイラン、影響力保持狙う

2014.1.20 21:28 |産経ニュース

 【カイロ=大内清】国連の潘基文事務総長が、シリアの国際和平会議にイランを招く意向を示したのは、戦況が泥沼化する中、国際社会が求める「政治解決」実現にはアサド政権を支援するイランの関与が不可欠だとの認識があるためだ。イラン側は2012年にジュネーブで米露などが合意した「移行政権」構想に一応の賛意を示す柔軟姿勢をみせているもようだが、反体制派が主張するアサド政権の完全排除を認めることは考えられず、会議への関与を通じてシリアへの影響力保持を狙うものとみられる。(略)
 一方でザリフ外相は、移行政権作りは「相互合意」が不可欠だと念を押している。イランの参加に反発する反体制派がボイコットすれば、会議の空転は避けられず、内戦終結に向けて有効な手立てが打てるか、不透明感が増すことになる。
全文⇒http://sankei.jp.msn.com/world/news/140120/mds14012021290007-n1.htm




1月20日:イラン核合意の履行開始へ
/1月22日:シリアの内戦終結に向けた国際和平会議
<< 作成日時 : 2014/01/20 18:12 >>
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201401article_96.html

イランで実際には何が起きているのか?
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●ロシア、米と国連の制裁を無視してイランと石油取引を
/イランの核問題に関するケッシュ氏の投稿13/10
<< 作成日時 : 2014/01/11 13:42
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201401article_53.html





関連過去記事

サウジアラビア:死刑囚をシリアへ傭兵として派兵
― サウジ政府認める

<< 作成日時 : 2013/09/16 01:41
 シリアのアサド政権の転覆を図るサウジアラビアは、自国で死刑囚となっていた人々に軍事訓練を与え、シリアへ傭兵として送り込んでいたことが極秘メモの存在から明らかになった。
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【9月13日 The Voice of Russia】
 ある極秘メモ情報は、サウジアラビアは首を切断されて殺されるはずだった死刑囚を、刑の執行を取り止める代わりにシリアでシリア軍と戦わせることにしたことを明らかにしている。
 このメモによると、サウジアラビアの内務省が2012年4月17日に署名したもので、サウジ政府は合計1239人の死刑囚に完全な恩赦を施しかつ月謝を家族に支払う代わりに、シリアに送って戦うための訓練を受けさせる、ということが書かれている。
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サウジの内務省発行のメモ
 このメモはアブドゥラ・ビン・アリ・ルメザンにより署名されていて、その人物は内務省の経過観察部長であると、アッシリアン国際通信社が報じた。
 サウジアラビアは当初はこの話を否定していた。しかし、解放された囚人らの証言が出てきたためサウジ政府はこれを認めた。
全文⇒https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201309article_68.html



シリア反政府勢力:化学兵器攻撃は自分たちが行ったと認める
<< 作成日時 : 2013/08/31 20:03
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シリアの化学兵器はシリア政府のものでも、シリア政府側が使用したものではなく、下記の記事によれば、サウジアラビアが反政府勢力側に供給した兵器であり、それが誤って爆発したものだと言う。
全文⇒https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201308article_126.html




▼シリア大使:サウジのバンダル王子がアルカイダの実際のリーダー (シリアのヨルダン大使が指摘)
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2013/10/24
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201310article_121.html


▼英国のジェーンズの調査:シリアには10万人の武装反政府グループ ...
この侵略者を武器や資金で支援してきたのが欧米、トルコ、サウジアラビア、カタール、 イスラエルなどの国々だ。…
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2013/09/17
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201309article_79.html


▼サウジの王子、王家の腐敗を批判し絶縁を宣言
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2013/07/31
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201307article_90.html




シリア化学兵器のウソ 「政治家をみなアメリカ国家への反逆罪で逮捕せよ」
ジョン・マケイン上院議員:地元でのミーティング 公開日: 2013/09/09

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