中国の官職と汚職、不正で市議ほぼ全員500人以上が一斉に辞職

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12月29日 7時39分|NHK

中国 不正で市議ほぼ全員辞職

中国の内陸部の都市で、市議会議員に当たる人民代表のほぼ全員の500人以上が多額の金品を不正に受け取っていたとして、一斉に辞職を迫られる事態になり、中国で広がる腐敗の深刻さが改めて浮き彫りになりました。

中国国営の新華社通信が28日伝えたところによりますと、不正が明らかになったのは湖南省衡陽市の市議会議員に当たる人民代表527人のうちの518人で、すでに辞職したか、辞職することが決まっています。

518人は、1年前に行われた湖南省の省議会議員に当たる人民代表を選ぶ選挙で候補者から投票の見返りに多額の金品を受け取っていたということです。
一方、金品を贈った側の湖南省の人民代表56人についても当選の無効が決まりました。

買収に使われた金品の総額は日本円でおよそ19億円に上るということで、中国共産党の機関紙、人民日報は「関わった人数も額も大きく深刻で悪質だ」と論評しています。
中国では習近平政権の発足後、汚職の撲滅が強調されていますが、腐敗の深刻さが改めて浮き彫りになりました。


汚職官僚たちの名言



アップロード日: 2012/02/11
http://youtu.be/_4KkNZ9_h0Y
【新唐人日本2012年2月11日付ニュース】

"賄賂を受け取らないと、精神異常を疑われる"。これは収賄で有罪判決を受けた四川省­眉山市(びざん-し)の余治平元副市長が書いた反省文です。この言葉は中国のネット上で話題となり、瞬く間に広く転載されています。報道をご覧ください。

余元副市長は収賄の疑いで2009年に更迭され、2010年8月に有罪判決を受けまし­た。近日、彼の書いた反省文が暴露され、中には"もし他人の好意を拒んだら、異類に見­なされ、精神異常を疑われる"と書かれています。この言葉で、ネット上では議論が沸き­あがりました。

では、ネットユーザーの書き込みを見てみましょう。

"賄賂を拒んだら精神異常だと笑われる。官僚の世界では確かにそうだろう。"

"汚職官僚にも悩みがあるのね。"

確かに、こう嘆いた汚職官僚がいました。"貴方たちは反腐敗に苦労しているけど、腐敗­する側だって苦労している。"

これは安徽省滁州市(じょしゅう-し)の常務委員会の陳兆豊元副主任が、取調べの時に­嘆いた言葉だそうです。在職中は堂々と汚職を行い、逮捕されても豪言壮語するのは、中­国共産党の汚職官僚の共通点のようです。

こんな言い訳もあります。"汚職をしたのは社会の風紀が悪いからだ。私が引っかかった­のは、運が悪かっただけだ。"これは、江西省贛州市(かんしゅう-し)道路局長の元局­長の嘆きです。

また、"官職を守るためには汚職せざるを得ない"と言い訳したのは、四川省犍為県の元­県長。取調べでは、官僚が自分の給料で賄賂を送るのは不可能なので、自分の官職を守るには、収賄したのをまた賄賂に回すのだと告白したそうです。

北京工業大学の元実験室責任者・徐晶は横領した金を海外留学中の娘に送金。"国のため;の人材養成に使った"と豪語したそうです。

汚職官僚のこのような言い訳には嘆くしかありません。"心が冷え切って、悲しみが極ま­る。一体どこが狂ったのか。"

"監督と制約の権利が与えられないと、必然的に腐敗を招く。問題の根本は社会体制にある。"

新唐人テレビがお伝えしました。




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