引用元：The Voice of Russia｜2013/11/26より
Photo: EPA
タイでは大規模な反政府デモが続き、デモ参加者の行動がエスカレートしている事を受け、タイ当局は治安維持法の適用を発表した。
国を追放されたタクシン元首相の恩赦に反対する人々の抗議行動は土日から現在に至るまで続き、タイ政府の仕事の安定に脅威を与えている。
新聞Thairathによれば、タクシン元首相の妹であるインラック首相は、国内に非常事態を敷く法律を承認した。
25日、抗議行動には少なくとも3万人が参加、いくつかの情報では、前日の野党・民主党支持者を中心とする同様のデモには約10万人が加わった。抗議行動参加者らは、インラック首相率いる現政府は、追放されたタクシン元首相の影響下にあるとし、退陣を強く求めている。
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タイ、反政府デモ激化 官庁施設を占拠 治安維持法、首都全域に
2013/11/26付 情報元 日本経済新聞 朝刊
【バンコク＝京塚環】タイの首都バンコクで大規模な反政府デモが行われ、25日にはその一部が財務省や外務省の建物を占拠した。
国外逃亡中のタクシン元首相の帰国に道を開く恩赦法案を否決に追い込んだ野党が支持者らを動員し、政権打倒を訴えている。タクシン元首相の妹のインラック首相は「議会の解散も辞任もしない」と表明しており、政治対立は激しさを増している。
タイの反政府デモ隊、政府機関を占拠