エジプト軍、モルシ大統領を排除する声明発表(TBS)

エジプト軍がモルシ大統領の権限剥奪、暫定統治に移行
2013年 07月 4日 07:05 JST|Reuters
[カイロ 3日 ロイター] - エジプト軍は3日、憲法停止を宣言するとともに、モルシ大統領の権限を剥奪、暫定統治への移行を表明した。今後、新たに大統領選および議会選挙が行われるまで、最高憲法裁判所長官が暫定国家元首を務めることになる。
軍トップのシシ国防相はテレビ演説で、政界や軍などの指導者から幅広い支持が得られたと強調した上で、モルシ大統領は「国民の要求に応えることに失敗した」と指摘。「会議では、一致団結した強力な国民社会の創設、国家の緊張や分断をなくすための行動などを盛り込んだ、未来への工程表で合意した」と説明した。
国防相の演説を受け、タハリール広場に集まっていた大統領反対派からは歓声が上がった。
一方、交流サイト「フェイスブック」上では、モルシ大統領の公式ページに大統領自身の名前で声明が掲載され、軍による行動は「完全な軍事クーデター」で、「全面的に拒否する」とした。

日本や世界や宇宙の動向さんより引用
主要メディアが隠す、エジプトの反オバマを掲げる人たち写真です。
エジプト人はアメリカ人よりもオバマに激怒しているようです。
以下の写真の中で、オバマとムスリム同胞団との繋がりが示されています。
このような写真はアメリカ国内では絶対に公開されません。
2013年 07月 3日 19:29 JST|Reuters
焦点:カオス寸前のエジプト、米国の「傍観外交」に一因も
[ワシントン 2日 ロイター] - エジプトの民主化運動が転換点を迎える中、オバマ米大統領は同国の対立する勢力に歩み寄りを促してはいるものの、その影響力は限られている。
かつて米国は、権力を一手に握るムバラク前大統領ただ1人を相手にしていればよかった。しかし今では、国民には不人気だが自由選挙によって選ばれたモルシ大統領と軍部を相手に交渉しなくてはならない。米国は現在、政治的合意を取り付けようと、極めて慎重に説得を試みている。しかも、抗議デモを行う何百万人ものエジプト国民の「民意」を無視することなしにだ。
エジプトはアラブ世界で最も多くの人口を抱え、主導的立場にある。そのエジプトの政変による影響は同世界全体に及ぶだろう。米国はすでに中東地域のイスラム武装勢力や宗派対立に頭を悩ませている。
しかし、オバマ米大統領はこれまで、モルシ大統領と親しい関係を築いてはおらず、民主化に向けたエジプトの努力に距離を置いているようなオバマ氏の態度は批判を受けてきた。
カオス状態に陥る寸前のようにみえるエジプトに対し、米国政府の喫緊の課題はいかに軍部に影響を与えられるかだ。軍は3日午後5時(日本時間4日午前0時)までに政治勢力による事態打開ができなければ、独自のロードマップを実行する用意があるとしている。
モルシ政権に対する軍のクーデターは、オバマ米大統領が中東で推進する民主化を大きく損なうことになり、エジプトへの軍事支援も中断する可能性がある。
中東の安全保障上、エジプト軍に対する米国の影響力は強大で、ケリー米国務長官は5月、米議会が設定した民主主義の基準をエジプトが満たさなかったにもかかわらず、13億ドルの軍事支援を承認した。
米国防総省のある当局者は、デンプシー統合参謀本部議長が今週、エジプト軍のソブヒ参謀総長と電話会談したと明かした。会談の内容は明らかにされておらず、デンプシー氏や他の米高官がクーデターについてはっきりとくぎを刺したかどうかも不明だ。
エジプトで33万人の抗議デモ:ムスリム同胞団をレーザーポインタで攻撃
2013/07/03
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201307article_10.html