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スイスから25億円不正持ち込み＝バチカン聖職者ら逮捕―イタリア
時事通信 6月28日(金)23時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130628-00000229-jij-eurp
【ジュネーブ時事】イタリアからの報道によると、同国警察は28日、スイスから現金2000万ユーロ（約25億8000万円）の不正持ち込みに関与したとして、バチカン（ローマ法王庁）の高位聖職者ら3人を逮捕した。
この聖職者はバチカンで資産管理を担当。スイスの友人のものとされる現金を、元イタリア情報機関員の男が所有する自家用ジェット機を使い、税関などに申告せずイタリアに持ち込んだ疑い。聖職者は男に40万ユーロ（約5100万円）を払ったとされる。
マネーロンダリング（資金洗浄）などの疑惑が絶えないバチカンの「宗教事業協会」（通称バチカン銀行）に対する監視を強化する中で、この聖職者の不正が明らかになったという。
不正送金のため自家用ジェット機手配した聖職者
YOMIURI ONLINE 2013/06/28
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130628-OYT1T01142.htm?from=ylist
【ローマ＝青木佐知子】ＡＮＳＡ通信などによると、イタリア警察は２８日、ローマ法王庁（バチカン）の高位聖職者や伊政府の諜報ちょうほう機関職員ら３人を汚職などの疑いで逮捕した。
この聖職者は、バチカン資産管理部門で会計を担当するヌンツィオ・スカラノ容疑者。同容疑者は、スイスから現金２０００万ユーロ（約２５億５０００万円）をイタリアに不正に持ち込むため、諜報機関職員の男に４０万ユーロ（約５０００万円）を支払い、自家用ジェット機を手配した疑い。資金の出所や、資金搬入が実現したかどうかは報じられていない。
このほか、スカラノ容疑者は２００９年、バチカン銀行口座から教会への寄付金など５６万ユーロ（約７０００万円）を引き出して着服し、伊南部サレルノにある自宅のローン支払いなどに充てた疑いがもたれている。
（2013年6月28日21時27分 読売新聞）
バチカン銀行の監視強化＝直轄組織を創設－ローマ法王
時事ドットコム 2013/06/27
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013062700003
【アテネ時事】バチカン（ローマ法王庁）は２６日、カトリック教会の寄付金などを管理する「宗教事業協会」（通称バチカン銀行）への監視を強化するため、フランシスコ・ローマ法王が新組織を設立し、直接監視に乗り出すと発表した。バチカン銀行は、活動の透明性が問題視されていた。
新組織はイタリアやフランス出身の枢機卿のほか、米ハーバード大の女性教授ら法王の腹心５人で構成。バチカン銀行の業務実態について、バチカン事務局を通さず、法王に直接報告する。
バチカン銀行の保有資産は約７１億ユーロ（約９０４０億円）。マネーロンダリング（資金洗浄）や不正送金疑惑が相次ぎ、イタリア当局が２０１０年に摘発した。欧州評議会が調べた取引実態の透明性では「不合格」となるなど、改革の最重要課題の一つになっている。（2013/06/27-00:08）
新法王の改革：バチカン銀行の資産状況を記したバランスシート公開へ～国際的な監督基準を適用
引用元：朝日新聞デジタル｜2013/5/17
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201305article_123.html
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