キッシンジャーのスピーチ
・・・米中はNWOに向けて共に作業を開始せよから(抜粋)

http://beforeitsnews.com/alternative/2013/05/kissinger-us-china-to-collaborate-on-globalist-world-order-2666788.html
(ビデオ)
5月30日付け:Kissinger: US & China To Collaborate On “Globalist World Order”
Henry Kissinger: China, the US, and a Common Challenge
http://youtu.be/yxGFmDYdkP8
公開日: 2013/05/23
NEW YORK, May 21, 2013 — Former U.S. Secretary of State Henry Kissinger outlines an uprecedented opportunity for the United States and China to collaborate on a new global order, and discusses what he sees as the two countries' differing approaches to solving problems.
(概要)
今やアメリカ合衆国と中国は運命共同体です。冷戦が崩壊した後に米中関係が築きあげられ、大国の米中が対話する時が来ました。もちろん古代結社(?)や交流基金を介して米中関係がここまで築き上げられてきたのです。。。
米中が国交を開始した時には、両国間は貿易を行っていませんでした。
しかし、ニクソン政権時代に初めて対中政策を実施したのです。それは、香港を訪れるアメリカ人観光客がメイドインチャイナの製品を大量に購入できるようにしたことです。これは中国に対する勇敢で重要な政策だと考えれれました。しかし今は新たな段階に突入しました。時代は進んでいます。
今後、我々は大きな挑戦に臨みます。大きな挑戦とは、どのように世界秩序を構築していくかということです。
世界的な秩序の構築は史上初めての試みです。我々は国際社会について議論していますが、これまでの世界は、世界共同体が存在していませんでした。これまでは各国独自の外交方針により国境が閉ざされていました。或いは、主にヨーロッパなどは、諸外国を支配してきました。
平和的で繁栄的な世界共同体システムを構築するために、今回、初めて異なる文化(米中)が相互に交流することになりました。
これからの世界にとってアメリカと中国は非常に重要な役割があります。今は非常に複雑な時期です。
ハーバード大学の調査では、15ヶ国の新興国が先進国と対決していることが分りました。その内の11ヶ国は既に軍事衝突が起きています。我々がやるべき事は、2国間の歴史的問題をめぐる軍事衝突を避けるだけでなく、同じ視点に立って新しい建設的な関係を築いていくということです。お互いの国が問題を解決する努力をすべきなのです。
中国政府はどのような問題も解決しようとしません。1つの問題を解決しても、別の問題を引き起こします。中国のやり方はより概念的であり、よりプログラムに従ったものです。中国は究極的な関係構築について考えていますが、我々は当面の問題について考えています。2ヶ国の解釈の仕方によっては、お互いに長期にわたり良い関係を構築するのは簡単ではありません。
我々は共通の問題を持っています。両国が自国の主張をし続けると、お互いに対立し、両国にとっても世界共同体を構築する上でも破壊的な結果となってしまいます。
真の世界共同体を築くために、アメリカと中国は、共同で国家間の問題を解決すべきです。
今回、米中のリーダーの会談が行われますが、これは非常に喜ばしいことです。
特に。。。国家間の問題を見直し、私が強調してきた長期的世界共同体を構築するためのアジェンダを実現するには、今回の米中会談は非常に重要です。この米中会談は、今後の米中関係や他の国際関係に非常に大きな影響を与えるものとなるでしょう。
米中はお互いに様々な国内問題を抱えています。また両国は新たな時代に移行中です。両国は共に国際問題にも直面しています。しかし米中は今後は協力していかなければならないことを理解しています。そうはいっても、何について協力するかを明確にしなければなりません。我々は紛争を上手く解決してきたと思います。しかし米中は長期的な世界共同体を築き上げるための作業に取り組んでいません。
米中両国は、我々が提案したアジェンダを達成すると期待しています。アジェンダが達成されたなら、米中だけでなく世界にも、さらに平和ですばらしい時代が到来します。