世界的金融犯罪(LIBOR不正操作)刑事訴追へ、対象は「少なくない数」

画像









欧米当局、トレーダー訴追へ LIBOR不正操作「少なくない人数」
2012.7.23 23:04|産経新聞

短期金利の国際的指標ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作問題で、欧米の検察当局が問題に関わった銀行のトレーダーの刑事訴追に向け最終調整していることが23日分かった。問題が刑事事件に発展する可能性が高まった。ロイター通信が報じた。

訴追の対象となるトレーダーは、欧米の複数の大手銀行に所属し「少なくない数」(欧州の当局者)に上るとみられる。当局は各行の担当弁護士に対し、数週間以内に訴追や逮捕に踏み切る見通しを示唆したという。

当局はトレーダー間でやりとりした電子メールを押収、分析し、不正操作の実態をつかみつつあるもよう。対象銀行の具体名は現時点で不明。

英紙フィナンシャル・タイムズによると、英国などの金融監督当局は問題が発覚した英バークレイズ以外に、英HSBCなど欧州の大手4行を調査。バークレイズのトレーダーが中心となって、他の銀行のトレーダーに呼び掛け、欧州の銀行間取引金利を操っていた疑いが持たれている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120723/fnc12072323060014-n1.htm

---------------------------

過去記事

●マネーロンダリングで英金融大手HSBCが謝罪、米議会公聴会で
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201207article_38.html

●宗教事業協会(バチカン銀行)の資金洗浄疑惑
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201207article_37.html

●ロンドン銀行間金利 【不正操作問題】 は底なしの様相
https://hontougaitiban.seesaa.net/article/201207article_36.html


この記事へのトラックバック