欧州16カ国・114の金融機関の格付け見直し(ムーディーズ)

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msn産経ニュース
ムーディーズ、欧州114銀行の格付け見直しへ
2012.2.16 11:57

米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは15日、欧州16カ国の114の金融機関の格付けを見直すと発表した。欧州の債務危機を背景に、金融機関の経営環境が厳しいほか、ユーロ圏諸国の信用力が低下したことを反映する。

109金融機関は長期債務格付けを引き下げる方向で見直す。66機関は短期債務を格下げ方向で見直す。

対象となったのは、フランス、ドイツ、イタリア、ポルトガル、スペイン、スイス、英国など欧州16カ国に本拠を置く金融機関。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120216/fnc12021611580009-n1.htm


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17の銀行と証券会社の格付け引き下げる可能性=ムーディーズ
2012年 02月 16日 10:53 JST
[16日 ロイター]
 米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは16日、国際的に業務を展開している17の銀行および証券会社の格付けを引き下げる可能性があると警告した。資金調達条件の悪化や各国の規制強化、経営環境の厳しさが理由、と説明している。

見直すのは長期格付けとスタンドアローンクレジット評価(政府からの支援の可能性を考慮しない単体ベースでの信用力)で、対象は

バンク・オブ・アメリカ

シティグループ

ゴールドマン・サックス

JPモルガン・チェース

モルガン・スタンレー

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ

バークレイズ

BNPパリバ

クレディアグリコル

ドイツ銀行

HSBC

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド

ソシエテジェネラル

クレディスイス

マッコーリー

野村

UBS


ムーディーズは「資本市場に関わる企業は、資金調達条件の悪化や、スプレッド拡大、規制強化、厳しい事業環境という課題に直面しているこうした困難さが、長期的な採算や成長を圧迫している」と指摘した。

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